小説「恐怖のナポリタン完全版」

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2004.05.22

小説「恐怖のナポリタン完全版」

だいぶ前に話題になってた
「恐怖のナポリタン」
「とあるレストラン」
を今さらながら小説にしてみたよ。

恐怖のナポリタン関連リンク
恐怖のナポリタンスレ
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ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
・・・なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です。」
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。今度は平気みたいだ。
私は店をでる。
しばらくして、私は気づいてしまった・・・
ここはとあるレストラン・・・
人気メニューは・・・ナポリタン・・・

ああ、またか。
と私は思うのだった。
私という人間は
ごくたまに絵本の世界に迷い込んでしまうのだった。
疲れているときや、気分が高揚しているとき。
いろんなことから逃げたいっていう気持ちのとき

しかも今日のそれは
私が作り上げた世界だった。
そして私は、汗を吹き始めた。
恐ろしいことを思い出してしまったからだ。
この物語の恐ろしい顛末を。


--物語に迷い込んでしまう前の私--

絵本作家の岸辺は
モコモコの森の中に
思いつきでレストランを描いてみた。
空いた場所に文章を添える。

ここはとあるレストラン

そう。
人気メニューがナポリタンの。
変にしょっぱいナポリタン。
森の中にぽつんとある、
静かなレストランなのだ。

そんな静かなレストランに
ある日森に迷い込んだひとりの青年が
やってくる。
青年は人気メニューの
「ナポリタン」を注文する。
だが、味がおかしい。
「これは本当にナポリタンなのか?」
店長は言う。
「本当のナポリタンでございます」
「違う違う。もう1度作り直してくれ」
作り直されたナポリタンを食べて
青年は気付く。
これがナポリタンなんだってことに。

青年は店を飛び出すと
その森で首を吊ったという。

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